東京新大学へのメッセージ
(連盟創立50周年に寄せて)


栗山英樹氏

(スポーツジャーナリスト、東京学芸大卒)

創立50周年、おめでとうございます。
野球をする環境をいただいて本当に感謝しています。ありがとうございました。
20年前、プロの世界に飛び込んだ時、リーグの先輩が誰も存在せず、 不安になったこともありました。しかし、今は近鉄・武藤選手が活躍し、 東京新大学野球連盟で頑張れば先の夢も大きく広がることを示してくれました。 もちろん、他のリーグに比べれば環境面など大変なこともありますが、 自分自身にその意識さえあれば、どこでも活躍できるのです。
社会に出てからの勝負はオリジナリティ。環境の苦しさが逆に工夫する環境を作り、 この工夫こそが個性を生むと私は信じています。
今だに、野球の仕事に携わっていますが、これもこのリーグの環境がもたらしてくれた と思うのです。自分を信じることさえ出来れば、リーグで頑張っている 皆さんの夢も必ず広がる、私はそう信じています。


高橋信夫氏

(読売ジャイアンツ球団職員、流通経済大卒)

東京新大学野球連盟50周年記念おめでとうございます。
本当にうれしいことです。
私は流通経済大に入学した当初は、駒沢球場や神宮第二球場でリーグをしていて、 いつかきっと東京新大学野球連盟の代表として絶対に明治神宮球場で試合すると 心に誓って日々励んでいました。
2年生のときに、初めて明治神宮大会に出場し、準優勝になったこと、 その時は捕手として出ていたので今でも忘れることのできない想い出として 残っています。また4年生の時は、全日本選手権、明治神宮大会の2つに 出場したことです。また、4年生の時に東京新大学野球連盟選抜として中国 (北京)へ遠征したこともありました。
その後は、社会人野球の本田技研和光へ進み、4年後には、オリックス・ ブルーウェーブにドラフトされて、4年間捕手としてプレーをし、 今年から読売巨人軍のブルペン捕手としてチームの為に日々励んでいる次第です。
最後になりますが、東京新大学野球連盟として全国優勝を目指し、 これからの活躍を期待しつつ、OBとして精一杯応援をしていきたいと思います。


武藤孝司氏

(大阪近鉄バファローズ、創価大卒)

東京新大学野球連盟50周年、大変おめでとうございます。
私は、創価大学で4年間野球をやりました。そこで体験し学んだことは、 今でも私の宝です。選手達には、今を大事に色々なことに挑戦し前進して もらいたいです。そして一人でも多くのプロ野球選手が出るよう、 私も期待しています。


阿久根鋼吉氏

(日本ハムファイターズ、創価大卒)

東京新大学野球連盟が50周年を迎えることをOBの一人として大変 うれしく思っております。選手の皆さんには、東京新大学野球連盟のさらなる飛躍、 そして大学日本一という偉業の達成を期待しております。
自分自身、大学での4年間はとても大切な時間であったと思います。 常に試行錯誤の連続、今でもそれは変わりませんが、少しずつ成果として表れます。 地道な努力こそが成功につながることは間違いありません。
熱い思い、彩やかな目標をもって頑張ってほしいと思います。


中村隼人氏

(日本ハムファイターズ、創価大卒)

連盟50周年記念おめでとうございます。
早いもので卒業して5年の月日が経ちました。あの駒沢球場でのリーグ戦は 今でも鮮明に覚えています。私が、在学時代はリーグ戦では負け知らずの 8季連続の優勝という戦績でした。その大学時代の経験が今プロ野球の 世界でも常に生かされています。
連盟で活躍されている選手達には、いつも勝利を信じて、あきらめない姿勢で 大好きな野球を4年間楽しんでもらいたいと思っています。そして1つ1つの プレーを悔いのないように、皆さんがんばって下さい。


加藤竜人氏

(日本ハムファイターズ、流通経済大卒)

東京新大学野球連盟50周年おめでとうございます。
大学野球というのは4年ありますが、長いようで短く、アッというまに 終わってしまいます。4年という限られた時間の中で悔いのないように 完全燃焼してください。そして、勝つ喜び、負けた悔しさ両方味わってください。
短い言葉ではありますが「応援メッセージ」とさせて頂きます。


小倉丞太郎氏

(日立製作所、東京学芸大卒)

50周年おめでとうございます。
連盟出身の選手が社会人やプロで活躍しているのを耳にするので自分自身も 刺激を受けています。年々野球部を持つ社会人チームも減ってきて野球を 続けられる環境が少なくなってきています。その様な中で、現役選手には 野球ができる事に悦びを感じて更なる技術と精神面の飛躍を目指して下さい。
ますますの連盟の発展と現役・OB選手の活躍を願っております。


前田智紀氏

(九州三菱自動車、流通経済大卒)

大学を卒業して、半年が過ぎようとしています。大学時代のことを思い出すと 怒られたり、優勝して全国大会でのことなどいろいろありますが、 大学では監督さん部長さんから、野球のこと以外の社会に出てからのことも 教わりました。
人間として一流になることが野球の技術の向上につながると、私は思います。
これからも、4年間という短い間の時間を大切にして、勉強と野球を 両立させて頑張ってください。


山口陽三

(富士ゼロックス、相模原クラブ、東京農工大卒)

連盟創立50周年、おめでとうございます。
私は自分が育ったこの東京新大学野球連盟がとても好きで、卒業して数年が たった今でも非常に気にかけています。 陽の目をほとんど見ない中で少しずつでもがんばっていこうとする、 連盟全体の姿勢、加盟各校の姿勢が好きで、どこか放っておけない気持ちでいます。 制約の多い中で工夫して上を目指そうとする純粋で真面目な姿が、 ある意味で大学野球のあるべき姿を表しているのではないかと思っています。
また、まだまだ若年の私が言うのはおこがましいですが、現役及び将来の 連盟関係者には、コツコツと努力してきた先輩たちの部活動及び連盟の 事務活動が50年以上継続されてきたことの重みを認識し、過去があって今、 自分たちが野球をできる場があることを感じてほしいと思っています。
いつしか日本一のチームが連盟から出ることを願ってやみません。 そして野球の強さだけでなく、いろいろな意味で連盟が発展することを 祈念いたしております。


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