平成6年 東京新大学野球連盟秋季入れ替え戦

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[入れ替え戦]


平成6年10月28日 創価大グランド 2・3部入れ替え戦第1戦
1 2 3 4 5 6 7 8 9
東京農工大(3部1位) 0 0 1 1 0 2 3 1 1 9
日本工業大(2部6位) 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2

農工大が3部優勝の勢いそのままに、元1部の面影が見られない日工大に大勝した。
箕輪が安定した立ち上がりを見せた農工は、3回2死から上位打線の3連打で先制。 4回にも2死満塁として勝俣にプレッシャーをかけ、ボークで2点目。6回には山岡に2点適時打が出て、 試合を優位に進めるも、その裏日工の反撃の前に、箕輪が崩れかけ、2失点。 試合の雲行きがあやしくなるも、終盤、打線が活発に打ち、7回に勝俣をKO。 代わった熊田からもしっかり加点し、箕輪も7回以降は危なげなく、終わってみれば農工の大勝となった。


平成6年10月29日 創価大グランド 2・3部入れ替え戦第2戦
1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本工業大(2部6位) 0 0 0 2 1 0 0 0 1 4
東京農工大(3部1位) 0 0 6 1 0 0 0 0 × 7

農工大が、粟本・永沢の4年生コンビの活躍で、見事3季ぶりの2部復帰を勝ちとった。
先発・粟本が無難な立ち上がりを見せた農工は、3回に相手守備陣の乱れからもらった 好機に提箸の2点適時打で先制。なおも失策で満塁として、この日指名打者で起用 された永沢の満塁本塁打でこの回一挙6点。すでに大方の勝負はついたかんじだったが、 4回には宮永の本塁打等で2点、5回には柴崎の押し出し四球で1点を取られ、 粟本はアップアップ状態。しかし、かねてから「3部に落としたのは俺たち。チームを2部に上げるのは義務」 と言い続けてきた粟本が6回以降立ち直り、8回まで無安打。最終回こそ、日工の意地の前に1点を奪われるも、 180 球の気合いの完投勝利。農工大は1年間で3部を抜け出した。


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